オープンソースライセンス一覧
よく使われる16種を、寛容型・弱いコピーレフト・強いコピーレフト・パブリックドメインに分けました。各ページで義務、よくある誤解、他のライセンスとの互換性を確認できます。
寛容型(Permissive)
表示を守れば、クローズドな製品にも自由に使えるライセンス。
MITMIT License著作権表示と許諾表示さえ残せば何でもできる、最も広く使われている短い寛容型ライセンス。Apache-2.0Apache License 2.0明示的な特許許諾と NOTICE・変更の明示のルールを備えた寛容型ライセンス。企業のプロジェクトで特によく使われる。BSD-3-ClauseBSD 3-Clause "New" or "Revised" Licenseソース・バイナリ配布時に表示を維持し、許可なく著作権者の名前で派生製品を宣伝しなければよい寛容型ライセンス。BSD-2-ClauseBSD 2-Clause "Simplified" Licenseソースとバイナリを配布するときに著作権表示・条件・免責の文言を維持すればよい、2条項の寛容型ライセンス。ISCISC LicenseMIT・BSD 2-Clause と同じ効果を、さらに短い文章で書いた寛容型ライセンス。BSL-1.0Boost Software License 1.0ソースで配布するときだけ表示を残せばよく、コンパイル済みバイナリには表示義務がない寛容型ライセンス。
弱いコピーレフト
対象のファイル・ライブラリの変更部分にのみ公開義務があり、それを利用する他のコードは自由なライセンスにできる。
LGPL-3.0GNU Lesser General Public License v3.0ライブラリ自体の改変部分は公開が必要だが、そのライブラリを使うアプリは非公開にできる弱いコピーレフト。LGPL-2.1GNU Lesser General Public License v2.11999年版のライブラリ用の弱いコピーレフト。利用するアプリは非公開にでき、コードを GPL-2.0 以降のバージョンに切り替えることもできる。MPL-2.0Mozilla Public License 2.0改変した MPL ファイルだけを公開すればよく、残りのコードはどんなライセンスでも使えるファイル単位のコピーレフト。GPL とも結合できる。EPL-2.0Eclipse Public License 2.0EPL のコードと改変部分は公開が必要だが、別モジュールとして作ったコードは商用ライセンスも可能な、企業に優しい弱いコピーレフト。
強いコピーレフト
派生著作物全体を同じライセンスでソースとともに公開しなければならないライセンス。
GPL-3.0GNU General Public License v3.0結合して配布するプログラム全体を GPL でソースとともに公開させる強いコピーレフト。特許許諾とインストール情報の条項が追加された。GPL-2.0GNU General Public License v2.01991年に登場した強いコピーレフト。Linux カーネルや Git が採用しており、only で使うと GPL-3.0・Apache-2.0 とは互換性がない。AGPL-3.0GNU Affero General Public License v3.0GPL-3.0 に「ネットワーク経由で利用させることもソース提供義務を生じさせる」という第13条を加えた、最も強いコピーレフト。
パブリックドメイン・無条件
著作権表示すら求めない、最も制約の少ない選択肢。