パブリックドメイン・無条件

Creative Commons Zero v1.0 Universal

著作権と関連する権利を法が許す最大限まで放棄する宣言。データや文書に広く使われるが、特許権は放棄の対象から外れている。

SPDXCC0-1.0

許可・条件・制限の一覧

許可

  • 商用利用原本と派生物を商用目的で利用できる。
  • 改変コードを改変できる。
  • 配布コードを配布できる。
  • 私的利用公開せずに内部で利用・改変できる。

条件

  • 該当なし

制限

  • 責任の制限損害について責任を負わないことを明示する。
  • 商標の使用商標権を許諾しないことを明示する。
  • 特許の利用貢献者の特許権は許諾しないことを明示する。
  • 無保証いかなる保証もしないことを明示する。

許可・条件・制限の分類の出典: choosealicense.com(GitHub、MIT ライセンス)のデータ。

どんなライセンスか

CC0 1.0 は、クリエイティブ・コモンズ(CC)が2009年に公開したパブリックドメイン献呈のためのツールです。厳密にはライセンスというより権利放棄(waiver)の宣言です。宣言者は、著作権と著作隣接権・データベース権などの関連する権利を、法が許す限り永久に放棄します(第2条)。放棄が法的に無効な地域では、条件のない無償のライセンスを代わりに付与します(第3条)。データセット、文書、アイコン、サンプルコードに広く使われています。

条件

ありません。出典の表示も求めません(学術的には礼儀として引用が推奨されます)。

コードに使う際に知っておくべきこと

よくある誤解

適用方法

原文を LICENSE に置き、README に CC0 を適用していることを書きます。CC は各ファイルに短い表示(例: SPDX-License-Identifier: CC0-1.0)を付ける方法も案内しています。SPDX 識別子は CC0-1.0 です。

こんな場合に向いている

公開データセット、スキーマ・設定の例、文書、チュートリアルのコードのように、誰もが制約なく再利用することを望む資料に最も適しています。特許リスクのあるソフトウェアであれば、0BSD や Apache-2.0 のほうが安全な選択かもしれません。

CC0-1.0 のコードを他のプロジェクトに組み込めるか?

このライセンスで公開されたコードを取り込み、下記ライセンスのプロジェクトに組み合わせて配布する場合の一般的な判定です。 互換性チェッカーで他の組み合わせを見る →

組み込み先のプロジェクト判定メモ
非公開(商用)ソフトウェア 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
MIT 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
Apache-2.0 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
MPL-2.0 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
LGPL-2.1 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
LGPL-3.0 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
GPL-2.0 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
GPL-3.0 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。
AGPL-3.0 可能表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。

このサイトの内容は一般的な情報であり、法的助言ではありません。実際の配布・契約・紛争に関する判断は、弁護士などの専門家にご相談ください。