許可・条件・制限の一覧
条件
- 該当なし
制限
- 責任の制限損害について責任を負わないことを明示する。
- 無保証いかなる保証もしないことを明示する。
許可・条件・制限の分類の出典: choosealicense.com(GitHub、MIT ライセンス)のデータ。
どんなライセンスか
0BSD は名前に反して BSD ではなく、ISC の文言から「上記の著作権表示とこの許諾表示をすべての複製物に記載すること」という条件を削除したライセンスです。条件条項が0個なので「Zero Clause」と呼ばれます。OSI 承認ライセンスであり、Microsoft の TypeScript ランタイムヘルパー tslib が 0BSD を採用しています。
条件
ありません。目的を問わず使用・複製・改変・配布を許可し、著作権表示や許諾表示を残す義務はありません。無保証・免責の文言があるだけです。
Unlicense・CC0 との違い
- 0BSD: 著作権はそのまま残し、ライセンスによってすべてを許可します。パブリックドメインの概念がない国でも解釈が単純です。
- Unlicense: パブリックドメインに献呈し、それが不可能な地域のために代替許諾を置きます。
- CC0: 法が許す限り権利を放棄し、放棄できない場合は代替ライセンスを与えます。特許権は明示的に除外します。
よくある誤解
- 「表示義務がないので自分が作ったと主張してもよい」 — ライセンスが表示を求めないだけで、他人の著作物を自分のものと偽る行為は盗用やその他の法的問題になり得ます。
- 「0BSD は BSD 2-Clause から条項を削ったもの」 — 文言は OpenBSD が使う ISC スタイルのテンプレートを基にしています。「Zero Clause BSD」という名前は作者(Rob Landley)が付けました。
適用方法
LICENSE に原文を入れ、[year]、[fullname] を埋めます。表示義務がないので著作権の行を削除しても構いませんが、記録として残しておく場合が多いです。SPDX 識別子は 0BSD です。
こんな場合に向いている
コード断片・サンプル・テンプレートのようにコピーして使われることを前提としたコードや、ランタイムに含まれてすべてのアプリに表示を求めるのが難しい小さなヘルパーライブラリに適しています。
0BSD のコードを他のプロジェクトに組み込めるか?
このライセンスで公開されたコードを取り込み、下記ライセンスのプロジェクトに組み合わせて配布する場合の一般的な判定です。 互換性チェッカーで他の組み合わせを見る →
| 組み込み先のプロジェクト | 判定 | メモ |
|---|---|---|
| 非公開(商用)ソフトウェア | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| MIT | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| Apache-2.0 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| MPL-2.0 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| LGPL-2.1 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| LGPL-3.0 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| GPL-2.0 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| GPL-3.0 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
| AGPL-3.0 | 可能 | 表示義務もないライセンスなので、どこにでも組み込めます。 |
このサイトの内容は一般的な情報であり、法的助言ではありません。実際の配布・契約・紛争に関する判断は、弁護士などの専門家にご相談ください。